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平塚市民病院

災害拠点病院 地域医療支援病院 神奈川県がん診療連携指定病院

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0463-32-00150463-32-0015(代表)〒254-0065 神奈川県平塚市南原1-19-1

診療科のご案内

循環器内科

平塚市民病院循環器科は1973年に開設されました。その後、1980年に心臓血管外科が開設されました。2009年には循環器科は循環器内科に名称を変更しました。現在循環器内科医と心臓血管外科医がひとつのチームを作り、各々の症例に対して最も適切な治療法を選択して治療にあたっております。

心臓血管外科では開設より現在まで約5,000例の手術を手がけ、心臓・胸部大血管手術(人工心肺使用手術)も2,500例を越えています。当院は県央・湘南エリアで、年間100例以上の心臓・胸部大血管手術を連続15年以上行っている唯一の施設です。治療内容に関しても常に最新の治療を導入し続ける努力を怠らず、心臓治療のあらゆる領域で安定した成績を上げて評価されています。

狭心症に対する心拍動下のバイパス手術、弁膜症に対する弁形成術、心房細動に対するメイズ手術、大動脈瘤手術を始め、重症虚血性心筋症に対する左室形成術など心臓外科領域の全ての治療を良好な成績で行っています。また、2010年より、体を切らずに治す治療 ー 下肢や胸腹部大動脈のステント治療を導入し、積極的に行っています。高齢者の方で、今まで手術を断念せざるを得なかった胸部大動脈瘤に対して、より侵襲の少ないハイブリッド治療も選択可能となりました。

循環器内科では、狭心症や心筋梗塞などの冠動脈疾患に対しては糖尿病、高血圧、高脂血症、喫煙などの冠危険因子のコントロール、アスピリンとスタチンによる薬物治療に加え、冠動脈造影を行い適応があればカテーテル治療を積極的に行っております。ステント種類については冠動脈病変形態や併存疾患、すなわち出血や遅発性ステント内血栓症の危険性を考慮し、薬剤溶出ステントと一般型ステントを使い分けています。

不整脈疾患では、心房細動に対しては抗凝固療法導入を行っております。また徐脈性不整脈に対するペースメーカー治療、頻脈性不整脈に対する植込み型除細動器(ICD)を行います。

現在入院ベッド数40床で年間入院患者数約900名、1日外来患者数約80名の診療を休日・時間外の対応を含めて毎日24時間体制で行っています。

心臓大血管センターのサイトはこちら

日本循環器学会・循環器専門医研修施設
日本心血管インターベンション学会研修関連施設
心臓血管外科専門医認定機構・基幹施設
日本胸部外科学会・指定施設
腹部大動脈瘤ステントグラフト実施施設
胸部大動脈瘤ステントグラフト実施施設


 

診療内容

昨年(2015年1月1日~2015年12月31日)1年間に入院治療した症例に関して紹介します。

入院症例

【総数】
781例(うち、紹介症例226例)
【疾患内容】

  • 虚血性心疾患 381例(うち、急性心筋梗塞80例)
  • 心不全 197例
  • 弁膜症 33例
  • 不整脈  47例
  • 大動脈疾患  64例
  • 肺梗塞 10例
検査、カテーテル治療
  • 心臓カテーテル検査 361件
  • カテーテル治療 187件(うち、急性心筋梗塞53件)
  • 心エコー 3967件
  • トレッドミル 157件
  • Holter心電図 566件
  • アイソトープ検査 207件
手術

【総数】
541例
開心術症例 87例(手術死亡 4例(予定手術 3例、緊急手術症例 1例))

[内訳 I ]

冠動脈バイパス術 37例
(冠動脈バイパス術は基本的に人工心肺を用いずに、心拍動下で行っています。
初回の単独バイパス手術では最近4年間、連続200例以上死亡例、脳合併症はありません。)

弁膜症手術 28例(OZAKI手術6例)
(弁膜症手術は基本的に弁形成術(自分の組織を縫って修復する手術)を行っています。弁形成術の後は、人工弁を入れる手術とは違って、ワーファリン(血液を固まらなくする薬)とは無縁の質の高い生活を送っていただけます。僧帽弁膜症では、この1年間で78%の患者さんが弁形成による治療を受けられて、全て成功しています。
さらに、最近では大動脈弁疾患に対しても、人工弁を入れず、自己心膜を用いた大動脈弁形成術を積極的に行い、良好な治療成績をあげています。)

胸部大動脈疾患 15例
(胸部大動脈の治療では、80代の方でも、より負担の少ないステントグラフトを用いたハイブリッド治療を積極的に行って良好な成績を上げています。
急性大動脈解離に関しても、上行大動脈送血による迅速な補助循環の確立により、良好な成績を上げています。)

先天性心疾患 1例

心臓腫瘍 4例

【その他 2例】

[内訳 II ]

  • 人工心肺を用いない他の手術 361例

ステントグラフト内挿術 76例(胸部大動脈瘤ステント29例、腹部大動脈瘤ステント47例)
腹部大動脈瘤 人工血管置換術 9例
末梢動脈 108例
末梢静脈 103例
内シャント 関連 38例
Pacemaker 23例 ICD 2例 CRT-D 2例

循環器内科 不整脈治療

不整脈治療とは

近年の不整脈治療の進歩は目覚ましく、薬物治療に加えて、ペースメーカー、植込み型除細動器(ICD)、カテーテルアブレーション(心筋電気焼灼術)が不整脈治療の中心になってきました。また、心臓再同期療法(CRT)も慢性心不全に対する有効な治療法として確立しています。当院では、これらの先進の治療を取り入れて積極的な治療に取り組んでいます。

薬物治療

不整脈の患者においては、弁膜症や心機能低下などの心疾患をもっているかどうかが治療のポイントになります。心疾患が不整脈の原因になっている場合は、それに対する治療を優先して行います。飲酒、喫煙、不眠や過労などのライフスタイルが誘因になることもあります。これらを改善しても出現する不整脈に対しては、不整脈の種類、症状の強さ・頻度・持続時間に合わせて治療を行います。
急性期
不整脈の薬剤には心臓の病気によって使えないものがあります。心疾患がはっきりしていない場合は、比較的安全に使用できる薬物から開始していきます。緊急時は救急対応も行っています。
慢性期
心疾患(心臓の収縮力、心筋梗塞、弁膜症など)、年齢などを考慮して薬物を開始します。

ペースメーカー

当院外来には、ペースメーカー移植後の患者は約190名通院しており、2014年は23名ペースメーカーの手術を施行しています。当院では、心臓に電極カテーテルを入れて不整脈の評価をおこなう電気生理学的検査(EPS)を施行した上で、ペースメーカーの適応を評価しています。最新のペースメーカーは、不必要な心室ペーシングを入れない機能や透析中の低血圧をペーシングで補う機能などメーカーごとにさまざまな特色があります。洞不全症候群、房室ブロック、上室性不整脈の有無、透析患者などの基礎疾患に合わせて、ひとりひとり機種を選んでいます。また、ペースメーカー移植後も外来で定期的にフォローさせていただき、心臓の状態に合わせて適切な設定に変更していきます。

植込み型除細動器(implantable cardioverter defibrillator: ICD)

ICDとは致死的な心室性不整脈(心室頻拍、心室細動)の発生を感知して、抗頻拍ペーシングや電気ショック(カルディオバージョン、除細動)を行う植込み型の装置で、心臓突然死を予防する器械です。

心臓再同期療法(cardiac resynchronization therapy: CRT)

重症の慢性心不全では心室内伝導遅延により、心臓の収縮タイミングのずれを生じることがあります。このような場合、ペーシングリードを右室と左室に2本入れることで収縮タイミングのずれを補正し、心機能を改善する治療が心臓再同期療法(CRT)です。CRT治療を施行した場合、約70%の症例で効果があるといわれていますが、CRT治療の奏功率を上げるために、心エコー評価などが必要となります。

循環器内科スタッフ

部長
S59年卒

循環器内科部長 松原隆

松原 隆

(資格)
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
日本心血管インターベンション治療学会指導医
植込型除細動器/ペーシングによる心不全治療
研修修了者
身体障害者福祉法指定医
慶應義塾大学医学部客員准教授
医学博士
臨床研修指導医
(専門分野)
循環器内科全般
部長兼臨床工学科部長
H2年卒

循環器内科部長兼臨床工学科部長 高木俊介

高木 俊介

(資格)
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
植込型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了者
医学博士
臨床研修指導医
臨床研修プログラム責任者
(専門分野)
循環器内科全般、虚血性心疾患
主任医長
H13年卒

片山 隆晴

(資格)
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了者
医学博士
臨床研修指導医
(専門分野)
循環器内科全般
冠動脈疾患
医長
H18年卒

片山 順平

(資格)
内科学会総合内科専門医
臨床研修指導医
循環器学会専門医
プライマリ・ケア学会認定医
(専門分野)
循環器内科全般、一般内科全般
医長
H19年卒

扇野 泰行

(資格)
日本内科学会認定医
日本循環器学会専門医
日本周術期経食道心エコー認定医
臨床研修指導医
(専門分野)
循環器全般

心臓血管外科スタッフ

部長
S52年卒

心臓血管外科部長 鈴木暁

鈴木 暁

(資格)
日本心臓血管外科専門医
日本胸部外科学会指導医・認定医
日本外科学会専門医
身体障害者福祉法指定医
慶應義塾大学医学部外科学講師(非常勤)
医学博士
臨床研修指導医
(専門分野)
心臓血管外科
冠動脈、左室形成術、弁膜症、大動脈
部長
H2年卒

心臓血管外科部長 井上仁人

井上 仁人

(資格)
心臓血管外科専門医
日本胸部外科学会指導医・認定医
日本外科学会指導医・専門医
胸部ステントグラフト指導医
アメリカ胸部外科学会会員
ヨーロッパ胸部外科学会会員
慶應義塾大学医学部外科学講師(客員)
医学博士
(専門分野)
心臓血管外科
心拍動下冠動脈バイパス手術、左室形成術、弁膜症(僧帽弁形成術、大動脈弁形成術、三尖弁形成術)、大動脈、不整脈手術(MAZE手術)
医長
H17年卒

小谷 聡秀

(資格)
外科専門医
(専門分野)
心臓血管外科全般
医長
H20年卒

灰田 周史

(資格)
外科専門医
(専門分野)
心臓血管外科