当院について

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病院長より

平塚市病院 病院長 山田健一朗

 私は平成31年4月1日から病院長に就任し、4年目を迎えました。
 当院は、地域の中核病院として高度な最先端医療を提供するばかりでなく、「断らない救急」を掲げる救命救急センター、政策的医療としての小児周産期医療、災害医療、さらには今回の新型コロナウイルス感染症のような感染症対策にも力を入れております。
 当院は感染症指定医療機関であり、県の医療提供体制「神奈川モデル」に協力し、平塚のみならず県内全域から多数のコロナ患者を受け入れました。令和2年2月から令和4年3月までに新型コロナ確定患者約400名、疑似症患者約1,900名の診療を行ってきました。
 昨年度は、新型コロナウイルス感染症の流行が続き、感染者への対応、感染対策に明け暮れた1年間でした。何より「地域の医療を崩壊させないと同時に県内の医療を守る」ということに重きを置き、運営してまいりました。感染者の対応に力を注ぐとともに、救急医療の維持にも努力してきましたが、感染者への対応と一般診療の両立がこれほど大変なことかと思い知らされました。
 今年度は、2台目のMRIや手術支援ロボットの導入を予定しております。より高性能なMRI導入により、患者さんにはより迅速な対応や、高度な医療が提供できるようになります。また、手術支援ロボット導入により、傷も小さく患者さんにとって負担の少ない高度な治療が提供できるようになり、遠方まで行かなくても当地域で完結できる医療を展開してまいります。
 患者さんの「そばに寄り添い、ともに闘う」を診療体制として職員一丸となり頑張っていきたいと思っており、地域の医療における最後の砦として、患者さんだけでなく職員全員が「笑顔になれる病院」を目指します。
 新型コロナウイルス感染症が一刻も早く終息することを心より願っております。地域の皆さんには今後とも平塚市民病院を温かく見守っていただき応援していただければ幸いに存じます。

令和4年4月1日

病院長 山田 健一朗