診療科のご案内
心臓血管外科
心臓血管外科部長
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私たちは、平塚市民病院心臓大動脈センターとして、心臓血管外科、循環器内科、血管外科、放射線科が一体となり、診療を行っています。このため、心臓弁膜症、狭心症・急性心筋梗塞などの冠動脈疾患、胸部大動脈瘤、腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、静脈瘤において、一貫して、適切な治療を患者さんに提供しています。
また、神奈川県下の公立病院で最初に導入した320列CTを用いた冠動脈CTにより、入院が必要な心臓カテーテル検査のかわりに検査可能となり、令和4年の実績は395例でした。
心臓血管外科・血管外科の令和4年の手術実績は総計369例で、人工心肺症例は83例です。大動脈解離を含む胸部大動脈手術は31例、胸部大動脈瘤ステント治療13例、腹部大動脈ステント治療26例でした。
冠動脈バイパス術は32例で、安定した手術成績です。うち人工心肺を用いない心拍動下冠動脈バイパス術(いわゆるOPCAB)は6例でした。
弁膜症手術は26例で、僧帽弁膜症の大多数の患者さんが自己弁を温存する形成術で治療できています。大動脈弁膜症では自己心膜を使った大動脈弁形成術(OZAKI手術)に取り組み、神奈川県下では最多の症例数を誇っています。
循環器カンファレンスの他、心臓血管外科、血管外科、放射線科でも毎週合同カンファレンスを行い、各々の患者さんに最適な治療法を検討しています。開胸・開腹手術に高度な血管内治療を組み合わせたり、場合によっては血管内治療単独による、低侵襲な手術を行っています。
例えば高齢の患者さんで、胸部大動脈瘤があって、従来の方法では、手術リスクが非常に高く手術できない患者さんに対しては、脳に血液を送る弓部大動脈分枝の再建手術と、胸部大動脈ステントグラフト挿入術の二つの治療法を組み合わせるハイブリッド治療により、より安全な治療が可能となっています。
さらなる充実した医療を目指して、平塚市民病院心臓大動脈センターは医師、看護部門、臨床工学科、放射線科、事務部門が一体となり前進しています。
心臓大動脈センターのホームページ
スタッフ
部長兼心臓大動脈センター長
笠原 啓史
- 卒業年
- H8年卒
- 資格
- 医学博士
日本外科学会専門医・指導医
心臓血管外科専門医・修練指導医
日本循環器学会専門医
胸部ステントグラフト実施医・指導医
腹部ステントグラフト実施医・指導医
日本胸部外科学会評議員
日本血管外科学会評議員
慶応義塾大学医学部客員講師 - 専門分野
- 冠動脈疾患、弁膜症、胸部大動脈疾患、低侵襲心臓手術
医長
岡 英俊
- 卒業年
- H24年卒
- 資格
- 日本外科学会外科専門医
心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医 - 専門分野
- 心臓血管外科全般
医師
青木 拓万
- 卒業年
- R2年卒
- 専門分野
- 心臓血管外科全般
臨時医師
小谷 聡秀
- 卒業年
- H17年卒
- 資格
- 日本外科学会専門医
心臓血管外科専門医 - 専門分野
- 心臓血管外科全般