各部門のご紹介

0463-32-0015(※お間違えのないようお願いします)(代表)

休診日: 土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12月29日~1月3日)

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薬剤科

薬剤科は、「安全確実で最新・高質の高度医療の提供」を目標に、薬剤師として、正確な処方箋調剤だけでなく、薬の専門家として、その専門性を活用し、チーム医療の一員として、安全・確実で、患者さんに信頼される医療が行えるよう心がけています。
また、薬学部学生実習を受け入れ、将来の薬剤師育成にも取り組んでいます。

部長 高田 みゆき

お知らせ

現在、当院薬剤科への就職希望者を対象とした見学説明会を実施しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

薬剤科の業務

病棟業務

各病棟に専任薬剤師を配置し、医師や看護師など他の医療職と協働して入院から退院に至るまで、患者さんが、安心して最適かつ安全な薬物治療を受けられるように支援しています。
持参薬や、副作用歴・アレルギー歴等の確認を行い、入院中の治療に支障がないよう確認しています。
また、入院患者さんに、処方されたお薬の情報を説明し、患者さんが正しい認識で正確に服薬できるようにするとともに、薬物血中濃度解析結果に基づいた、薬物投与量・投与速度の設計などに関与し、最適な薬物療法を提供できるよう処方支援を行います。

病棟業務

調剤業務

処方箋に基づいた調剤を行っています。患者さん一人一人に対して用法、投与量が適切かどうか、相互作用、配合変化等に問題がないかなど確認し、必要であれば医師に問い合わせを行っています。
調剤過誤防止のために、水剤と散剤には鑑査システムを、PTP調剤にはバーコード認証による調剤支援システムを利用して、正確な調剤・監査を行っています。また、入院患者さんのお薬の一包化に、自動錠剤分包機を導入しています。
当院は救急指定病院の為、夜間救急の外来患者さんの調剤、服薬指導を行っています。

調剤業務

注射調剤業務

院内で処方された注射剤は、患者さんごとに、調剤しています。アンプル・バイアルの取り揃えは自動注射払出し機(アンプルピッカー)を導入しています。注射支援システムを活用し、正確な注射調剤を行っています。

注射調剤業務2

チーム医療への参加

各領域専門の認定薬剤師が、他職種の医療職と共に専門知識を活用し、協力して患者さんの治療にあたっています。現在参加している医療チームは栄養サポートチーム(NST)、感染対策チーム(AST)、褥瘡回診チーム、糖尿病チーム、がん化学療法・緩和ケアチーム、災害派遣医療チーム(DMAT)になります。

薬学教育研修の受け入れ

薬科大学と連携して、薬学部実務実習生を11週間にわたり受け入れています。

施設・設備

製剤室

最適な薬物療法を行うためには、市販されている医薬品だけでは十分ではない場合があります。患者さんの病態に応じて、調製した薬剤を製剤しています。安全面、衛生面に配慮し、無菌製剤室やクリーン・ベンチ等の環境も整備しています。

製剤室

抗がん剤調製室

抗がん剤治療を受ける患者さんの注射薬を混合し調製しています。投与量・調製量の確認、医師へ抗がん剤治療の選択支援や、副作用軽減のアドバイスなどの情報を提供しています。
また、患者さんへ抗がん剤の情報やその副作用についてなど説明を行っています。当院では2017年から陰圧アイソレーターを導入し、抗がん剤調製をより安全な環境下で行っています。

抗がん剤調製室1
抗がん剤調製室2

医薬品について

医薬品の購入・供給と管理

当院では、薬剤師の管轄のもと委託業者に協力頂き、院内で使用する医薬品の購入・品質管理・在庫管理を行っています。後発医薬品の採用推進、院内在庫の把握、在庫の適正化に努めています。災害拠点病院のため、災害時に備えた備蓄薬品について、関与しています。

医薬品情報の収集・管理・提供

お薬に関するさまざまな情報を医師、看護師など他の医療職へ提供しています。院内メールを活用した緊急情報の発信、電子カルテシステムによる当院採用医薬品・非採用医薬品の添付文書情報の提供を管理しています。
また、医薬品などの使用によって発生した健康被害等(副作用、感染症及び不具合)の情報を収集し、厚生労働省へ報告しています。

院外処方