診療科のご案内

0463-32-0015(代表)
※お間違えのないようお願いします

休診日: 土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12月29日~1月3日)

診療科のご案内 外来担当表・休診情報 出産をお考えの方へ

センター診療機能

集中治療センター

集中治療センター長

豊田 幸樹年

大侵襲手術の術後のほか、急性期重症病態や一般病棟で重症化したなどの、生命に危機のある患者さんに、人工呼吸器、血液浄化装置、機械的循環補助などの高度な生命維持装置を用いて集中治療を行います。多職種が連携し、質の高い集中治療を提供しています。

集中治療センター概要

集中治療センターとは、大きな侵襲のある手術を受けた患者さんや、心肺停止や呼吸不全、多臓器不全など命の危機にある患者さんに高度な治療を行うための病棟です。
全科が対象であり、多職種と協力し、ICU・CCU病棟、HCU病棟を集中治療センターとして運用しています。
体外式膜型人工心肺、持続血液ろ過透析、大動脈内バルーンパンピング、さらには2024年度より補助循環用ポンプカテーテルといった高度な医療機器を使用しています。

当院では、下記のような疾患の患者さんが入室されます。
救急科:重症の全身管理を要する患者(敗血症、多発外傷、心肺停止蘇生後など)
心臓血管外科:開心術後など
消化器外科:開腹・開胸(食道・胃・肝胆膵など)一般手術であっても重篤な既往疾患を有する患者
血管外科:血管内(動脈系)手術治療後
泌尿器科:膀胱全摘回腸導管、一般手術であっても重篤な機能疾患を有する患者
脳神経外科:予定開頭手術、緊急開頭手術(クモ膜下出血・脳出血・外相)脳梗塞t-PA施行患者
循環器内科:重症心不全、急性心筋梗塞

早期離床リハビリテーション・早期栄養回診
早期回復に向けて、医師やコメディカルと協働し、治療・ケアにあたっています

集中治療センター紹介

◇看護スタッフ
ICU・CCU2対1、HCU4対1の看護体制のもと、集中ケア認定看護師3名、特定看護師1名を含む総勢44名の看護師が勤務しています。
一般病棟とは異なり、様々な生体監視モニターや人工呼吸器、24時間持続透析、体外式膜型人工心肺などの様々な医療機器に囲まれた特殊な環境ではありますが、患者さんが一日でも早く病状が安定するように、また、ご家族の方が安心して過ごせるよう各科医師、看護師、薬剤師、リハビリスタッフなど多職種領域の医療スタッフ全員で力を合わせ、より最善・最適な医療を提供できるよう努めています。
また、集中治療室では疾患・病態や術式などの知識だけでなく、状態変化にいち早く気づく観察力とアセスメント力、看護ケア能力も求められます。そのため、各科医師や認定看護師、特定看護師らの協力のもと、定期的に勉強会をおこない、知識・技術の向上に努めています。

朝の申し送り
ICU・CCU

◇職場の雰囲気
当院のICU・CCU、HCUでは勉強会の開催も多く行っています。看護師が主催する勉強会だけでなく、医師が主催する勉強会も開催されています。
看護師や医師による勉強会を通して、より学びを深め、臨床で実践し、技術や知識を身に付けていけるように取り組んでいます。
また、定期的にカンファレンスを実施し、スタッフ同士の積極的なコミュニケーションを図り、意見を交わすことができるような環境作りを行なっています。当院では、毎年40名近くの新人看護師が入職しています。先輩に声をかけやすく、より成長していける職場作りを心がけています。
集中治療室であり、重症な患者さんが入室する病棟ではありますが、退院後を見据えた看護も行っています。リハビリも積極的に行ない、早期回復やADLの維持、患者さんのQOLの維持を目標に看護を行っています。

HCU
HCU

扱う機械類

大動脈内バルーンパンピング
補助循環用ポンプカテーテル(IMPELLA)制御装置

関連部署

多職種が協力連携し、迅速な診断と治療開始、早期のリハビリテーションから回復期リハビリテーション(転院)まで、社会復帰に向けたあらゆる事柄に対し協力して治療しています。

スタッフの教育体制

当院看護科では、新人全体への研修だけではなく、現場でも新人看護師の成長スピードに応じて、チームの一員として行動できる看護師になれるよう支援を行っています。既卒看護師に対しても、個々のキャリアに応じたサポートを担当スタッフだけではなく、病棟全体で行っています。
また、集中治療室では疾患・病艇や術式などの知識だけでなく、状態変化にいち早く気づく観察力とアセスメント力、看護ケア能力も求められます。そのため、各科医師や認定看護師、特定看護師らの協力のもと、定期的な学習会の開催・参加、学会や外部研修へ参加し、知識・技術の向上に努めています。

◇2年目スタッフの声
重症な患者さんを看ることに最初は不安もありましたが、必ず先輩がフォローでついてくださり心配なことをすぐに相談にのってくれる環境があることで、今は安心して働くことができていると感じています。
勉強会への参加だけでなく、先輩の指導を受けながら学習会を開く機会があり、知識のアウトプットができ、それも学びになっています。
患者さんだけではなく、働くスタッフ同士の風通しもよく、社会人としての姿勢も学べるとともに、とても働きやすい雰囲気です。

診療科のご案内