令和３年度 平塚市民病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 653 235 174 266 613 835 1000 1983 1866 683
令和３年４月１日から令和４年３月３１日までに退院された患者さんが集計対象となっております。
退院患者数は８，３０８人で、７０代が約２４％と最も多く、６０歳以上の患者さんの割合は全体の約６７％を占めております。
０歳～２０歳未満の患者数は１１％で前年度より増加しております。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 88 24.25 20.57 26.14 85.08
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 51 13.43 13.14 5.88 80.90
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 24 11.63 13.74 0.00 71.54
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 17 5.12 10.39 0.00 61.94
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 14 14.21 17.35 21.43 84.07
☆例年同様高齢者の誤嚥性肺炎が最も多く、次いで尿路感染症・腎疾患・内分泌疾患を主に治療しております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 136 16.82 17.35 7.35 83.10
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１なし、１,２あり 手術・処置等２なし 55 5.44 4.36 0.00 0.00
050030xx97000x 急性心筋梗塞（続発性合併症を含む。）、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等１なし、１あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 51 13.08 11.87 3.92 68.27
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１１あり 手術・処置等２なし 32 3.47 3.06 0.00 69.47
050130xx97000x 心不全 その他の手術あり 手術・処置等１なし、１あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 28 20.89 22.07 7.14 81.39
☆湘南西部地域の中核病院として２４時間・３６５日体制で急性期から慢性期疾患まで幅広い循環器疾患に対応しております。

☆平成２９年度に救命救急センターに指定されました。搬送される患者さんの中には急性心筋梗塞、狭心症、うっ血性心不全、
　不整脈などの循環器疾患が相当数含まれており、循環器内科、心臓血管外科、血管外科、放射線科で構成される心臓大血管センタ
　ーを設立し、各科が協力しあって診療の迅速性や医療の質の向上に向けて努力しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等１あり 75 1.01 2.13 0.00 3.44
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害（出生時体重2500g以上） 手術なし 手術・処置等２なし 72 7.25 6.13 9.72 0.00
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症（その他） 定義副傷病なし 61 4.98 5.83 0.00 0.85
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 44 1.82 7.22 2.27 3.95
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 手術・処置等１なし 29 1.10 2.35 0.00 8.83
☆医療圏内の夜間休日の２次診療体制は２４時間３６５日当院のみが担当しています。

☆一般小児病棟とは別にＮＩＣＵ・ＧＣＵを備え、市内の周産期救急に対応できるような体制作りを行っており、特に市内の在胎
　３０週以降の新生児、未熟児についてはできるかぎり受け入れられるよう努力しております。

☆当科では心疾患・腎疾患・神経疾患・アレルギー疾患・内分泌疾患など、ほとんど全ての分野の急性・慢性疾患、その他小児科全般を
　診療しています。

☆令和２年５月より、日本アレルギー学会アレルギー専門医準教育研修施設に認定されました。食物アレルギーにおける食物負荷試験、
　気管支喘息やアトピー性皮膚炎における外来・入院診療など、より専門的な観点から診療を行っています。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 138 4.36 4.74 1.45 70.78
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 73 4.33 5.40 0.00 32.84
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 定義副傷病なし 57 11.02 15.76 0.00 71.81
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 55 5.25 7.11 0.00 65.60
060330xx02xxxx 胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 33 5.09 6.25 0.00 58.82
☆消化器外科では、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肛門、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器疾患や鼠径ヘルニア、腹壁ヘルニアなどの
　腹壁疾患に対して、専門医が中心となり、手術療法を行っています。

☆疾患別患者数としましては例年、鼠径ヘルニアが最も多く、次いで虫垂炎、大腸がん、胆嚢疾患となっております。

☆緊急手術にも万全の体制で臨んでおり、２４時間３６５日断らない医療を実践しております。手術に伴う肉体的影響を最小限に
　とどめるため、低侵襲手術として腹腔鏡手術を積極的に施行しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 252 20.68 25.32 50.00 83.84
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 58 3.64 4.99 1.72 47.31
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし 45 3.76 5.99 2.22 44.62
070230xx01xxxx 膝関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 33 19.58 23.02 3.03 75.12
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等２１あり 29 2.28 2.68 0.00 69.59
☆当院では救命救急センターが設置され、多くの外傷患者を受け入れています。そのため、脊椎・骨盤・四肢の外傷手術が多いのが
　特徴です。一方、高齢化社会に対応して、脊椎・脊髄疾患や関節の変性疾患に対する手術を積極的に行っています。

☆靱帯損傷などのスポーツ外傷を含む膝関節外科全般と、人工関節（主に膝関節、股関節）に関連した疾患については、
　関節外科医が専門性の高い診療を行っています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等２なし 28 2.75 2.94 0.00 76.11
160200xx0200xx 顔面損傷（口腔、咽頭損傷を含む。） 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 11 3.91 5.16 0.00 29.27
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり - - 3.11 - -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍（脊椎脊髄を除く。） その他の手術あり 手術・処置等１なし - - 4.66 - -
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） その他の手術あり 手術・処置等２なし - - 9.61 - -
☆当科では地域に根ざした形成外科であることを第一として診療に臨んでいます。

☆例年、眼瞼下垂、顔面骨骨折や外傷縫合の件数が多く、今後も救急科や他科との連携を継続しながら引き続き注力していく分野で
　あると考えております。

☆腫瘍の切除や切除後の組織欠損に対する再建についても、他科との連携をとりながら専門的なノウハウを生かし、機能面だけではなく
　整容面にも配慮した手術を心がけています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 48 5.33 8.30 2.08 68.08
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 42 8.57 9.78 9.52 79.31
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 21 17.90 18.90 38.10 74.86
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 12 11.25 15.63 8.33 70.08
010010xx02x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 11 20.18 20.79 0.00 64.45
☆神経内科とチームを組み、２４時間随時入院可能な脳卒中センターを併設しています。

☆外傷性頭蓋内血腫等に対して随時手術を行っております。

☆脳出血／脳梗塞／くも膜下出血／脳動動脈瘤／脳動静脈奇形／もやもや病などの脳血管障害に対し適応があれば随時手術が
　可能な体制を敷いております。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 43 6.49 10.47 0.00 69.88
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 15 7.73 9.86 0.00 30.27
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 11 6.45 9.28 0.00 49.27
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２５あり - - 19.34 - -
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし - - 3.30 - -
☆肺・縦隔・胸膜・胸壁などの胸部疾患の外科的治療が主となっており、肺がん・転移性肺腫瘍・胸腺腫などの縦隔腫瘍が最も多く、
　気胸・外傷・膿胸が対象疾患となっております。

☆手術のみにこだわることなく、個々の患者さんにとって最善の治療をできるように、呼吸器内科や放射線治療科などとの連携を心がけて
　います。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx0101xx 弁膜症（連合弁膜症を含む。） ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 31 23.42 21.93 3.23 72.19
050161xx9900xx 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 19 13.42 16.85 10.53 79.84
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術（梗塞切除を含む。）　単独のもの等 手術・処置等１なし 手術・処置等２１あり 16 21.06 21.69 0.00 69.63
050161xx97x1xx 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等２１あり - - 29.08 - -
050163xx02x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。）　腹部大動脈（分枝血管の再建を伴うもの）等 手術・処置等２１あり - - 19.66 - -
☆平塚市民病院心臓大血管センターとして、心臓弁膜症、狭心症、急性心筋梗塞などの冠動脈疾患、胸部大動脈瘤、
　腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、静脈瘤において、循環器内科、血管外科、放射線科と連携して適切な治療を
　患者さんに提供しています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし 92 3.05 4.34 0.00 64.42
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 76 8.58 9.46 0.00 46.55
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　腹腔鏡によるもの等 67 6.19 6.11 0.00 48.79
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部（腟部）切除術等 手術・処置等２なし 62 2.97 3.05 0.00 43.52
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２５あり 定義副傷病なし 36 3.03 4.23 0.00 65.75
☆悪性腫瘍に対する診療は、科学的根拠に基づいた手術、化学療法、放射線療法を行っています。

☆当院婦人科は腹腔鏡下手術に特化しており、卵巣嚢腫、子宮筋腫などの良性腫瘍性疾患の大半を腹腔鏡下にて治療しています。
　予定手術は当然のこと、急性腹症などで、緊急手術を要する状況となっても、腹腔鏡下手術を行う体制が確立されています。
　さらに、外科、泌尿器科も腹腔鏡下手術に特化しているため、複数診療科で同時に個々の鏡視下術式を遂行することも少なくありま
　せん。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 178 2.34 2.71 0.00 77.13
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.61 - -
☆白内障に対する手術は、全国的に広く行われております。当院でも積極的に行っており令和３年度の手術件数は１７８件です。
　片眼の白内障手術は、１泊２日か２泊３日の入院で行っております。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 17 22.00 15.63 23.53 73.65
010060x2990201 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２２あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 13 24.77 15.57 30.77 67.85
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし - - 20.57 - -
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし - - 7.22 - -
010060x2990411 脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満） 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病１あり発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 17.48 - -
☆疾患としては、例年同様、脳血管障害が最も多く、その他髄膜炎などの炎症性疾患、パーキンソン病などの神経変性疾患、
　末梢神経障害などです。

☆当科では免疫系神経疾患に重点をおいております。急性期の入院治療では、病態に応じてステロイドパルス治療、免疫グロブリン静注療
　法、血液浄化療法などの専門的な治療を行っています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等１なし 48 9.04 13.07 0.00 72.71
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 15 7.27 9.22 0.00 70.87
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 12 2.67 6.18 0.00 66.58
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 10 20.10 20.57 30.00 84.00
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外） 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等２なし - - 7.68 - -
☆高齢者の蜂窩織炎が最も多く、感染している細菌に応じた抗生物質の投与を行っております。
　次いで帯状疱疹となっております。重症の帯状疱疹については、早期入院の上、抗ウイルス剤の点滴を勧めております。

☆腫瘍については、良性・悪性の診断をつけ、適切な手術を提案しています。形成外科常勤医との連携も取りながら、
　整容面や日常生活に配慮した手術を行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等２なし 79 4.29 7.02 1.27 75.32
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等１なし 定義副傷病なし 55 4.22 5.56 0.00 63.55
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 34 6.50 8.31 0.00 71.91
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 32 5.28 13.14 6.25 80.41
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 定義副傷病なし 32 3.22 3.99 0.00 74.03
☆排尿障害、悪性腫瘍に対する腹腔鏡手術や経尿道的手術、結石治療、女性泌尿器疾患などに特に力をいれております。

☆当院では平成17年から腹腔鏡下手術を本格的に導入し、患者さんに負担の少ない手術治療に取り組んでいます。
　また最新の３Ｄ腹腔鏡手術システムを導入し、より正確で安全な手術が可能となっております。

☆２０２２年秋にはロボット支援手術を開始する予定です。これにより正確で繊細な手術を低侵襲で行うことが可能となります。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x70x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等２７あり 定義副傷病なし 59 24.39 21.03 1.69 59.86
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 44 8.07 14.75 0.00 56.75
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 手術・処置等２なし 28 4.36 3.30 0.00 73.04
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等２なし 18 28.28 18.42 0.00 78.78
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 11 23.09 13.12 0.00 73.91
☆呼吸器内科では、気管支・肺・胸膜などの慢性閉塞性肺疾患、慢性呼吸不全、胸水貯留など治療し、肺癌診療に関しては、
　放射線治療科、呼吸器外科と連携して治療しています。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒（その他の中毒） 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 20 2.35 3.70 5.00 44.65
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 14 2.43 8.30 0.00 48.57
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 13 3.23 9.78 7.69 58.46
160400xx99x0xx 胸郭・横隔膜損傷 手術なし 手術・処置等２なし 11 3.55 9.25 9.09 61.73
010310xx97x1xx 脳の障害（その他） 手術あり 手術・処置等２あり - - 46.83 - -
☆平成２９年４月１日に神奈川県から救急救命センター（3次救急医療機関）として指定を受け、重症患者の搬送が年々増えていま
　す。

☆例年同様、急性薬物中毒患者が多く、続いて頭部外傷等、交通外傷、気胸、胸部外傷、循環器疾患等の重篤な病態の患者さんに
　は、救急専任医が集中治療を行っております。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 131 10.55 9.21 0.76 77.44
060035xx03xxxx 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 101 7.75 6.78 0.99 68.83
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 76 16.54 13.14 11.84 82.22
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 75 22.99 20.57 26.67 83.05
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 51 8.92 7.70 0.00 66.63
☆湘南西部地域の中核病院として、消化管および肝胆膵の消化器系疾患全般に対し、幅広く診療を行っています。
　また最新の医療機器と医療技術を駆使して、正確な診断と的確な治療を目指しています。

☆例年、総胆管結石に対しては外科と線密に連携し内視鏡的乳頭切開術・乳頭拡張術等により結石を内視鏡で摘出する症例が
　最も多く、次いで大腸の早期がんに対しての、内視鏡的粘膜下層切開剥離術（ＥＳＤ）が多くなっております。

☆炎症性腸疾患に対しては、栄養療法とペンタサ、ステロイドを中心とする薬物療法を主軸に、特殊療法として顆粒球除去療法
　（ＧＣＡＰ）、生物製剤を使用した治療を行っております。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 57 4.14 5.88 0.00 63.30
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等 手術・処置等１なし 37 7.92 10.15 2.70 66.59
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 4.10 - -
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし - - 6.37 - -
040050xx99x0xx 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし 手術・処置等２なし - - 13.72 - -
☆専門性を高め、質の高い医療を提供するために乳腺外科として独立しています。

☆乳がんに対する治療の基本である手術は今も昔も大変重要ですが、現在は根治術だけではなく整容性、機能性も求められています。
　患者さんに優しい手術を常に心がけており、形成外科との協力により乳房再建手術も実施しております。

☆乳がんに対する治療は手術療法、薬物療法、放射線治療を柱とした集学的治療を行っています。

☆乳がん治療はチーム医療として行われます。乳腺外科だけではなく、放射線治療科、放射線診断科、病理診断科、形成外科、精神
　科、薬剤科、看護部、臨床検査科などの他職種と協力して最新の治療が安心して受けられるように努めています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 35 11 10 17 15 6 1 8
大腸癌 27 29 40 41 46 23 1 8
乳癌 38 45 3 2 0 8 1 8
肺癌 26 7 13 48 27 28 1 8
肝癌 12 3 3 6 4 38 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
５大癌と呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの人数を
初期癌（ＳｔａｇｅⅠ）から進行癌（ＳｔａｇｅⅣ）の分類別、再発に分けて集計したものです。

当院の症例としまして、大腸がんの患者が最も多く、ＳｔａｇｅⅢ、ＳｔａｇｅⅣの症例が多くなっています。

次いで肺がんとなっております。肺がんについては、Ⅳ期の症例が最も多く、次いでⅠ期、Ⅲ期といった進行癌が多く進行度により手術や
化学療法、放射線療法を行っております。

胃がん、大腸がんについては、病期に適した治療法として、患者さんの負担の少ない内視鏡的手術、腹腔鏡下手術を積極的に行っています。

乳がんについては、乳がん検診等の普及による早期発見、早期治療が可能となり手術、薬物療法、放射線治療法など複数の治療法を
組み合わせ、病気の性状や進行度を考慮し治療計画をたてています。

肝がんについては、消化器内科、外科、放射線科と連携し患者さんの症状に合わせた集学的治療を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 9 13.78 55.56
中等症 86 15.79 78.71
重症 54 18.57 86.15
超重症 11 41.00 90.00
不明 0 0.00 0.00
令和３年４月１日から令和４年３月３１日までの期間に当院へ入院された成人（２０歳以上）の肺炎患者さんについて、
重症度別に集計したものです。（市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎を言います。）

重症度はＡ－ＤＲＯＰスコアを用いて判断しています。
１）男性７０歳以上　　女性７５歳以上
２）ＢＵＮ２１ｍｇ／ｄｌ以上又は脱水あり
３）ＳｐＯ２　９０％以下（ＰａＯ２　６０Ｔｏｒｒ以下）
４）意識障害あり
５）血圧(収縮期)９０ｍｍＨｇ以下

重症度０　上記５つのいずれも満たさない・・・・軽症
重症度１　上記１つを有する・・・中等症
重症度２　上記２つを有する・・・中等症
重症度３　上記３つを有する・・・重症
重症度４　上記４つを有する・・・超重症
重症度５　上記５つを有する・・・超重症
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 115 23.97 76.23 34.17
その他 5 44.00 74.80 2.50
脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。
発症３日以内の急性期脳梗塞の診断、治療の症例が最も多く入院されております。
当院は脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科がチームを組み、随時入院可能な脳卒中センターを併施しています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　単純なもの - - 29.75 - -
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） - - 15.25 - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - 27.67 - -
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 - - 22.00 - -
K386 気管切開術 - - 32.50 - -
☆退院診療科を基準に集計しているため、この集計での診療科が、必ずしも手術実施診療科とは限りません。
　また入院中に他科受診にて手術実施を行っております。

☆腎疾患・内分泌疾患、糖尿病を主に治療しております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術　その他のもの 53 1.64 3.21 1.89 69.85
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術　不安定狭心症に対するもの 29 0.03 9.10 0.00 67.10
K5972 ペースメーカー移植術　経静脈電極の場合 22 4.64 8.68 0.00 82.18
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術　急性心筋梗塞に対するもの 13 0.08 18.08 7.69 71.15
K5461 経皮的冠動脈形成術　急性心筋梗塞に対するもの 10 0.00 18.80 10.00 72.80
☆湘南西部地域の中核病院として２４時間・３６５日体制で急性期から慢性期疾患まで幅広い循環器疾患に対応しております。

☆平成２９年度に救命救急センターに指定されました。搬送される患者さんの中には急性心筋梗塞、狭心症、うっ血性心不全、
　不整脈などの循環器疾患が相当数含まれております。各科が協力し合って診療の迅速性や、循環器疾患治療の質の向上に努力してい
　ます。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K9132 新生児仮死蘇生術　仮死第２度のもの - - 22.00 - -
K9131 新生児仮死蘇生術　仮死第１度のもの - - 34.83 - -
K7151 腸重積症整復術　非観血的なもの - - 1.00 - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - 15.00 - -
☆小児科で行う手術としては、新生児に対する仮死蘇生術、腸重積症に対する非観血的整復術の件数が多くなっています。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 91 0.85 3.70 1.10 63.65
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 73 0.27 3.05 0.00 32.84
K6335 ヘルニア手術　鼠径ヘルニア 72 1.24 2.81 2.78 72.82
K634 腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術（両側） 70 0.97 2.04 0.00 66.80
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 62 4.29 8.29 1.61 72.37
☆消化器外科では、手術に伴う肉体的侵襲を最小限にとどめるため、低侵襲手術として腹腔鏡手術を積極的に施行しています。

☆緊急手術へも万全の体制で臨んでおり、２４時間３６５日断らない医療を実践しています。特に急性胆嚢炎と急性虫垂炎に対する
　緊急腹腔鏡手術の施行率は国内でもトップクラスとなりました。非常に状態の悪い患者さんでも手術とともに術後の集中治療で救命可能
　となっております。

☆鼠径ヘルニア手術目的患者も非常に多く専門医が中心となり、手術療法を行っています。

☆がん治療では高度進行がんに対する高難度手術も施行しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 150 1.49 15.66 42.67 78.18
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 125 2.38 17.90 50.40 84.55
K0462 骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨 106 2.25 5.57 10.38 57.52
K0821 人工関節置換術　肩、股、膝 65 1.25 17.17 10.77 72.62
K0483 骨内異物（挿入物を含む）除去術　前腕、下腿 51 1.00 1.65 0.00 47.84
☆当院では救命救急センターが設置されておりますので、多くの外傷患者を受け入れています。
　そのため、脊椎・骨盤・四肢の外傷手術が多いのが特徴です。一方、高齢化社会に対応して、脊椎・脊髄疾患や関節の変性疾患に
　対する手術を積極的に行っています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術　眼瞼挙筋前転法 27 0.74 1.00 0.00 73.78
K2172 眼瞼内反症手術　皮膚切開法 - - 1.00 - -
K427 頬骨骨折観血的整復術 - - 2.20 - -
K0134 分層植皮術　200平方センチメートル以上 - - 13.67 - -
K2193 眼瞼下垂症手術　その他のもの - - 1.00 - -
☆当院では眼瞼下垂手術が最も多く、次いで顔面骨骨折や外傷縫合も多くなっております。

☆腫瘍の切除や、切除後の組織欠損に対する再建についても他科と連携をとりながら形成外科のより専門的なノウハウを生かし、
　機能面だけではなく整容面にも配慮した手術を心がけています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 26 0.08 10.46 7.69 82.23
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術　その他のもの 14 6.29 20.93 0.00 65.57
K178-4 経皮的脳血栓回収術 11 0.64 27.73 72.73 78.09
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング　１箇所 10 3.60 40.60 80.00 68.90
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - 7.00 - -
☆例年、高齢者の慢性硬膜下血腫に対しての手術が最も多くなっています。

☆外傷性頭蓋内血腫／脳出血／脳梗塞／くも膜下出血／脳動脈瘤／脳動静脈奇形／もやもや病などの脳血管障害に対し
　随時手術が可能な体制を敷いています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　部分切除 19 1.11 4.05 0.00 67.32
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は1肺葉を超えるもの 18 1.00 4.50 0.00 71.94
K5131 胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの） 16 4.13 2.38 0.00 30.50
K514-22 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　区域切除 - - 4.60 - -
K5143 肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は1肺葉を超えるもの - - 5.67 - -
☆患者さんへの負担が少なく低侵襲な胸腔鏡手術を導入しており、これにより術後の早期回復・早期社会復帰が可能となっています。

☆肺がん・転移性肺腫瘍・胸腺腫瘍などの縦隔腫瘍・気胸・外傷・膿胸などの呼吸器外科手術の対象となる疾患の手術を行ってなって
　います。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術　２吻合以上のもの 15 6.67 15.80 0.00 67.33
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術（人工心肺を使用しないもの）　２吻合以上のもの 14 5.36 15.93 7.14 73.36
K5541 弁形成術　１弁のもの - - 19.11 - -
K5551 弁置換術　１弁のもの - - 19.88 - -
K5612ｲ ステンドクラフト内挿術　１以外の場合　胸部大動脈 - - 17.50 - -
☆心臓血管外科・血管外科の令和３年の手術実績は総計３１４例で人工心肺症例は６４例です。冠動脈バイパス術は２９例で、
　神奈川県下で有数な手術数です。　　　　　　　　

☆高齢の患者さんで胸部大動脈瘤があって、従来の方法では、手術リスクは非常に高く手術出来ない患者さんに対しては、
　脳に血液を送る弓部大動脈分岐の再建手術と、胸部大動脈ステントグラフト挿入術の二つの治療方組み合わせるハイブリット治療に
　より、安全な治療が可能となっております。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 107 1.01 6.60 0.00 50.46
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの 76 0.91 4.30 0.00 48.38
K867 子宮頸部（腟部）切除術 62 0.98 1.05 0.00 43.68
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 21 1.00 6.29 0.00 61.38
K872-32 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術　その他のもの 15 1.00 1.00 0.00 42.13
☆当院婦人科は腹腔鏡下手術に特化しており、卵巣嚢腫、子宮筋腫などの良性腫瘍性疾患の大半を腹腔鏡下にて治療しています。
　予定手術は当然のこと、急性腹症などで、緊急手術を要する状況となっても、腹腔鏡下手術を行う体制が確立されています。
　さらに、外科、泌尿器科も腹腔鏡下手術に特化しているため、複数診療科で同時に個々の鏡視下術式を遂行することも少なくありませ
　ん。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの 176 0.35 1.00 0.00 77.27
K2822 水晶体再建術　眼内レンズを挿入しない場合 - - 1.00 - -
☆白内障に対する手術は、全国的に広く行われております。当院でも積極的に行っており、
　令和３年度の手術件数は１７８件です。片眼の白内障手術は１泊２日か２泊３日入院していただきます。
神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む） - - 47.50 - -
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 - - 36.00 - -
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - 56.00 - -
K6151 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） 止血術 - - 6.00 - -
K620 下大静脈フィルター留置術 - - 64.00 - -
☆退院診療科を基準に集計しているため、この集計での診療科が、必ずしも手術実施診療科とは限りません。
　また入院中に他科受診にて手術実施を行っております。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術　単純切除 - - 3.11 - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)　長径3センチメートル以上6センチメートル未満 - - 1.29 - -
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径2センチメートル未満 - - 1.33 - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部） 長径2センチメートル以上4センチメートル未満 - - 1.33 - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）　長径４センチメートル以上 - - 2.25 - -
☆腫瘍については、良性・悪性の診断をつけ、適切な手術を提案しています。
　形成外科との連携も取りながら、整容面や日常生活に配慮した手術を行っております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの 73 1.04 2.37 1.37 75.77
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 66 0.80 3.03 4.55 71.53
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 56 1.59 2.50 0.00 64.95
K865-2 腹腔鏡下仙骨腟固定術 35 1.00 4.51 0.00 71.97
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術　ホルミウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの 16 1.88 3.00 0.00 73.63
☆手術件数は年間約５００件となっております。高いレベルでかつ種々の疾患。緊急疾患にも対応していけるようにしています。

☆排尿障害、悪性腫瘍に対する腹腔鏡手術や経尿道的手術、結石治療、女性泌尿器疾患などに特に力をいれております。

☆また最新の３Ｄ腹腔鏡手術システムを導入しており、より正確で安全な手術が可能となっております。

☆２０２２年秋にはロボット支援手術を開始する予定です。これにより正確で繊細な手術を低侵襲で行うことが可能となります。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 - - 36.50 - -
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 - - 32.00 - -
K154-3 定位脳腫瘍生検術 - - 133.00 - -
K6151 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） 止血術 - - 7.00 - -
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） その他のもの - - 2.00 - -
☆退院診療科を基準に集計しているため、この集計での診療科が、必ずしも手術実施診療科とは限りません。
　また入院中に他科受診にて手術実施を行っております。
救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 12 12.92 32.25 75.00 78.08
K6151 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） 止血術 12 1.00 20.58 16.67 71.67
K6153 血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等） その他のもの - - 2.00 - -
K6072 血管結紮術　その他のもの - - 1.00 - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - 13.00 - -
☆平成２９年4月１日に神奈川県から救急救命センター（3次救急医療機関）として指定を受けました。

☆蘇生に成功した心停止に対する外科的処置、出血患者や外傷患者に対する塞栓術等を行っています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 147 3.67 12.34 4.76 78.03
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 113 1.00 5.77 0.88 68.02
K654 内視鏡的消化管止血術 59 1.75 12.68 3.39 77.97
K6871 内視鏡的乳頭切開術　乳頭括約筋切開のみのもの 44 2.36 5.95 4.55 75.66
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 41 1.00 6.15 0.00 74.85
☆例年手術不能の悪性胆道狭窄に対しては、内視鏡的胆道ステント留置術等を行いＱＯＬに配慮しています。

☆食道、胃、大腸ポリープや早期癌に対しては、内視鏡的粘膜切除術（ＥＭＲ）および内視鏡的粘膜下層剥離術（ＥＳＤ）を
　行っております。

☆出血性胃十二指腸潰瘍や食道・胃静脈瘤破裂、下部消化管出血等の消化管出血に対し２４時間体制で内視鏡的止血術を
　施行しています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 58 1.00 2.17 0.00 63.17
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 19 1.00 5.53 0.00 66.47
K4764 乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む）） - - 5.11 - -
K4765 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの - - 5.75 - -
K4742 乳腺腫瘍摘出術　長径５センチメートル以上 - - 1.17 - -
☆乳がんに対する治療の基本である手術は今も昔も大変重要ですが、現在は根治術だけではなく整容性、機能性も求められています。
　患者さんに優しい手術を常に心がけており、形成外科との協力により乳房再建手術も実施しております。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 12 0.14
異なる 32 0.39
180010 敗血症 同一 30 0.36
異なる 20 0.24
180035 その他の真菌感染症 同一 2 0.02
異なる 2 0.02
180040 手術・処置等の合併症 同一 10 0.12
異なる 5 0.06
☆臨床上０件には成り得ないものの、医療の質の向上のため、少しでも改善すべき症例の患者数と発生率を集計したものです。

☆入院契機の「同一」とは、入院の契機となった傷病名と主に治療に専念した傷病名が同じのもの、
　「異なる」とは入院後に他の傷病名の治療に専念した場合で集計しております。
　発生率は全退院患者に対しての割合となっております。

☆その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症）の総数は１１３件。
　敗血症の症例数は５０件で総数の半数超となっております。発生率は同一が０．３６％、異なる場合が０．２４％でした。
　ＤＩＣにつきましては総数の３９％で発生率は同一が０．１４％、異なる場合が０．３９％となっております。
更新履歴
2022/9/28
掲載