平成30年11月8日（木）に本館2階、大会議室にて市民健康講座を開催しました。
今回は「咳が長びいたら…」をテーマに、呼吸器内科　浅井 芳人部長からお話しいただきました。

肺の構造や呼吸の仕組み、咳嗽がいそうの種類別の症状や診断、治療薬について説明しました。また、咳が長びき発症した間質性肺炎や肺がん、肺結核などの症例を実際の肺の画像を用いて紹介しました。
咳嗽がいそうは身近な症状ですが、風邪などの自然軽快するものから、間質性肺炎や肺がん、肺結核まで非常に多くの疾患が含まれることが分かりました。2週間以内に症状が改善しない場合は、専門医療機関への受診を検討してみてください。

当日は50名の方々にお集まりいただき、アンケートでは「順序だてての説明でわかりやすかった」や「普段診察していただいているときに主治医から説明される肺の構造について理解できた」などのご意見を頂戴することが出来ました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。