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平塚市民病院

災害拠点病院 地域医療支援病院 神奈川県がん診療連携指定病院

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0463-32-00150463-32-0015(代表)〒254-0065 神奈川県平塚市南原1-19-1

診療科のご案内

泌尿器科

前立腺肥大症に対してHolep手術(1200例以上の症例)、女性尿失禁に対しTOT手術、骨盤臓器脱に対しTVM手術、腹腔鏡下仙骨膣断端固定術などを専門とする男性泌尿器科、女性泌尿器科専門病院です。詳しくはホームページをご覧ください。

 

 

皆さまが知っている泌尿器科の疾患は何がありますか?
尿路結石、性病・・・でしょうか?男性だけのイメージでしょうか?

泌尿器科で扱う臓器は尿を作るところ(腎臓)、尿を送り出すところ(腎盂、尿管、膀胱、尿道)、男性生殖器(精巣、前立腺、陰茎)などがあり、これらが関係する疾患のほとんどが泌尿器科で扱う疾患です。尿に関する疾患は男性も女性も扱っております。

排尿障害でお悩みの方、前立腺疾患を心配されている患者さま、平塚市民病院泌尿器科・前立腺センターの受診をお勧めいたします。

また、前立腺癌や膀胱癌に対する集学的治療、腎癌に対する腹腔鏡手術、尿失禁、骨盤臓器脱(メッシュ手術)などの女性泌尿器科疾患、性機能障害、男性更年期障害など、幅広く泌尿器科分野での診療を行っております。

 

診療方針

  • 泌尿器科全般を取り扱い、湘南地域の中核病院として手術療法を中心に診療にあたっており、腹腔鏡手術をはじめとする低侵襲治療を中心とした質の高い医療の提供をめざしております。
  • 対象となる患者さまは、高齢者や小児が多く、常にわかりやすい説明と明るい対応を心がけております。
  • 当科の、ポリシーである患者さまのための医療を実践できるよう日々努力していきたいと考えております。

診療内容

手術成績

平塚市民病院泌尿器科では、腹腔鏡手術、前立腺疾患(前立腺針生検、ホルミウムレーザー前立腺腺腫核出術や前立腺全摘出術)に力をいれており、年間約600件前後の手術を行っております。

術 式 2015 2014 2013 2012 2011 2010 2009
腹腔鏡下腎摘出術 4 9 12 16 10 14 11
腹腔鏡下腎部分切除術     12 16 1 1  
開腹腎摘除術 3 10 12 16 3 2 3
腹腔鏡下副腎摘除術   1 3 7 4 3 3
腹腔鏡下腎尿管摘除術、膀胱部分切除術 5 9 3 7 7 1 6
開腹腎尿管摘除、膀胱部分切除術 1  1 1        
根治的前立腺全摘出術 17 17 21 26 38 33 13
膀胱全摘出術+尿路変更術     9 7 10 3 3
骨盤内臓器全摘除  1  3       3 1
腹腔鏡下仙骨固定術 20 12          
TVM/TOT 20 18 33 22 15 15 16
前立腺針生検 100 95 155 227 196 248 205
HoLEP(ホルミウムレーザー治療) 60 86 91 105 126 130 160
TUR-P 2 3 1 4 4 9 5
TUR-BT 79 92 90 97 69 78 72
TUL 57 41 22 10 10 13 22
その他 162 150 106 133 136 115 103
合計 541 515 553 658 629 668 623
ESWL 39 33 31 55 67 27 141
合計(件) 580 548 584 713 706 695 764
男性泌尿器について 「前立腺肥大症」の治療実績

前立腺肥大症に対するホルミウムレーザ前立腺手術(Holep手術)は、出血が少なく、患者にやさしい術式で、当院では10年前より1000有余例を経験しております。安全確実なプロトコール治療に基づき、排尿状態の改善を確認したうえで退院して頂きます。

 

  1. Holep症例数は1,000件以上経験があります
    当院では2002年1月よりホルミウムレーザー前立腺切除術を日本で先駆けて開始し、今まで延べ10人の医師により治療法が検討され、改善を加えながら受け継がれてきております。現在までに1,000有余例のHolep手術を行ってきており、最大204gの前立腺も難なく切除し、患者さまの排尿状態を著明に改善・復活させ、大変喜ばれております。
  2. 手術時間
    手術は2時間程度です。夜間頻尿や排尿障害、時には尿閉をも来すような前立腺肥大症に対しては、3泊4日での入院治療を行います。
  3. 安全性について
    ホルミウムレーザー治療は日本全国に広まり、220以上の施設で安全確実な治療プロトコールのもと行われております。当院でも、この10年間でホルミウムレーザー入院治療プログラムが何度も練り直されており、より安全・確実な排尿障害改善プログラムに則って治療を行っています。

 

排尿障害でお困りの患者さまは、平塚市民病院前立腺センターへご相談ください。

女性泌尿器について
  • 女性泌尿器は読んで字の如く、女性がかかる泌尿器疾患を扱う診療科で、膀胱炎、間質性膀胱炎、尿失禁、骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤、直腸脱)などを主に扱います。男性の前立腺肥大症患者が一説には日本で1000万人とも言われておりますが、上記のような女性泌尿器科患者も一説には600万人以上もいるのではと言われております。当院では女性泌尿器科分野として、女性の膀胱炎、間質性膀胱炎、尿失禁(腹圧性、切迫性、混合性)、骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱脱、直腸脱)に対し積極的に治療を行っています。

 

  1. 女性の膀胱炎(単純性膀胱炎、再発性膀胱炎)
    女性は一生のうちに幾度かはかかり、年齢とともにその罹患率は上がり、閉経後は特に起こしやすいといわれています。男性の尿道が20cmほどあるのに対し、女性では4cmほどしかなく膀胱に細菌が入りやすいのが一番の原因です。高齢者では膣が委縮して尿道口が後退することも原因の一つです。原因菌の多くは大腸菌、腸球菌ですが、膀胱内に菌が入ったからといって必ずしも膀胱炎になるわけではありません。体調の悪い時、睡眠不足の時、月経中などの陰部が不潔になりやすい時に特に生じやすいと考えられます。また、排尿を我慢することが特に膀胱炎になりやすいとは必ずしも言えません。
    【治療】
    単純性膀胱炎では、ほとんどの抗生剤が効果があり、数日間の内服で軽快することが多いです。また、膀胱炎にかかった際は、数日間の飲水促進がより効果ありといわれています。早めに医療機関の受診をお勧めします。
    再発性膀胱炎の場合、完全に治りきっていない場合や耐性菌の可能性、膀胱機能低下、加齢による膣委縮により尿道口が後退しているなどの原因が考えられます。さらなる精査加療が必要となる場合があります。
  2. 間質性膀胱炎
    膀胱炎の仲間ではありますが、膀胱炎が排尿時特に排尿終末期に痛みが強いのに対し、間質性膀胱炎では畜尿時の痛みや会陰部痛、下腹部痛などが主症状です。症状が強いにも関わらず、検尿所見に異常が見られないことがしばしばあります。通常の抗生剤を内服してもなかなかな改善しない膀胱炎の場合、間質性膀胱炎である場合があり、近年患者数が予想以上に存在するのではといわれています。
    【治療】
    膀胱鏡を行い、膀胱粘膜から容易に出血する場合(五月雨状出血)や粘膜潰瘍(ハンナー潰瘍)の存在が確定診断となります。また、膀胱鏡を行うことで膀胱が拡張され(水圧拡張術)ることが治療につながります。
    抗アレルギー薬や漢方薬、抗うつ薬、抗不安薬、DMSO膀胱内注入療法などが効果を示します。
  3. 尿失禁(腹圧性、切迫性、混合性)
    ア) 腹圧性尿失禁
    咳や重いものを持ったときに漏れる失禁を指します。出産直後や閉経期以後の女性に多く腹圧がかかった際に尿が漏れます。二人以上の出産例がある方や、肥満傾向の方、女性ホルモンが減少する更年期や閉経後の患者さんによく見られます。骨盤底の筋肉が弱まり尿道が支えられなくなることが原因で起こります。尿道の安定性が悪い場合と括約筋機能不全の場合があります。
    イ) 切迫性尿失禁
    トイレに行きたいと感じたら漏れてしまう、水道の蛇口をひねるだけで自分の蛇口までが緩んでくる場合を指します。神経が原因の場合には脳梗塞やパーキンソン病などが原因として考えられますが、骨盤艇の緩みやその他の原因でも生じます。
    ウ) 混合性尿失禁
    腹圧性と切迫性両者の症状を併せ持つ場合を指します。高齢者の失禁ではこのパターンが多いといわれています。
    【治療】
    腹圧性尿失禁では、骨盤底筋体操が非常に効果的です。効果が乏しい場合にはメッシュテープを尿道底面に留置し、支えてあげるTVT / TOT手術が効果的です。
    内服ではスピロペントというβ刺激剤も効果的です。切迫性尿失禁では抗コリン薬が治療の第一選択です。
  4. 骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱脱、直腸脱、子宮摘出後の膣断端脱)
    女性のヘルニアともいわれる骨盤臓器脱は生涯罹患率11.1%(Olsen1997)と言われており、日本では350万人以上の患者がいると推測されます。膣から出てくる臓器により子宮脱、膀胱脱、直腸脱などに分類されます。子宮摘出後にも関わらず断端が出てくる膣断端脱も骨盤臓器脱の一種です。妊娠出産、肥満傾向、加齢などが原因といわれています。膣から何か出てくるという方や、常に下垂感を感じる方以外にも、やたら頻尿、残尿感が強い方もこの病気が隠れていることがあります。
    【治療】
    非観血的治療としてはリングペッサリーを定期的に交換する治療法があります。異物が膣内に挿入されるわけですから、炎症や感染が生じることが多いです。
    手術的治療としては、これまでは経膣的に子宮を摘出し、膣前壁の縫縮を行う治療法が主でしたが、再発率が30%程度あることが問題でした。
    2000年にフランスでTVM手術というメッシュを用いた手術が始まり、日本にも2006年に導入されました(島田、竹山ら)。メッシュを膣前壁と後壁に埋め込み緩んだ構造を支持してあげることで、問題ない子宮を摘出する必要がなく、再発も極めて少ないという画期的な手術法です。急速に広まりつつあるこの手術術式は昨年では年間10000例を超えるまで行われており、骨盤臓器脱のゴールデンスタンダードとなっています。
    当院では2009年からTVM手術を導入しており、極めて良好な成績を収めております。

スタッフ

部長
H8年卒

森 紳太郎

(資格)

医学博士
日本泌尿器科学会専門医・指導医
泌尿器内視鏡学会認定 泌尿器腹腔鏡技術認定医
藤田保健衛生大学 客員講師
癌治療認定医機構 癌治療認定医
抗菌化学療法認定医
Infection Contorol Doctor(ICD認定医)
身体障害者福祉法指定医 腎機能障害・膀胱障害

(専門分野)
4次元排尿画像評価  排尿障害 前立腺肥大症
ホルミウムレーザー治療医
泌尿器癌(腎尿管、膀胱、前立腺、精巣)
腹腔鏡手術
女性泌尿器(尿失禁、骨盤臓器脱、TVM手術)
医師
H21年卒

澤田 康弘

(資格)

日本泌尿器科学会専門医

(専門分野)
排尿障害 前立腺肥大症
ホルミウムレーザー治療医
泌尿器癌(腎尿管、膀胱、前立腺、精巣)
腹腔鏡手術
女性泌尿器(尿失禁、骨盤臓器脱、TVM手術)
医師
H24年卒

辻 知英

(専門分野)
泌尿器全般
医師
H25年卒

杉浦 崇浩

(専門分野)
泌尿器全般
非常勤医師
 

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