平塚市民病院は地域の皆様方の生命と健康を担う中核病院としていつまでも存続し、発展していかなければならないと思っています。医療の崩壊は地域社会の崩壊につながるからです。医療と教育は、国の根幹をなす社会的共通資本です。私たち平塚市民病院の職員も医療を通じて地域の発展に貢献できるように日々業務に邁進しています。病院長のあいさつにもありますように、生命と健康を守る地域医療体制の中核として、高度、先進的医療、救急医療に力を注ぎ、救急も含めて、安全な医療の提供をさらに推し進めてまいります。
そのためにも経営基盤の確立が急務です。地方自治体立病院の約70%が赤字で苦しんでいますが、健全な経営なくして良質な医療は提供できません。貧弱な経営基盤では人材の確保、高度医療機器の更新、施設の整備は進まず、悪循環に陥るばかりです。確かに国の医療費抑制政策により医療機関の経営基盤は揺らいでいますが、患者さまの目線に立った良質な医療を提供することが経営を安定させるのに一番必要なことだと信じていますし、患者さまのため良い医療を提供している医療機関がしっかりと成り立っていく国であって欲しいと念じています。平成21年度、平塚市民病院は黒字に転じました。人材の確保、研鑽、病院運営の適切な対処が実を結び、病院長をはじめとする職員一同が患者さまに最適な医療を提供した結果です。
今後も平塚市民病院は平成20年11月に策定された平塚市民病院将来構想並びに整備事業基本計画に沿って人材、運営、ハードとすべての面で更に充実させ、地域医療の発展につなげてまいります。そのロードマップとしてマニフェストを作成いたしました。地域医療の維持発展のため職員一丸となって努力いたしますので、今後も平塚市民病院への御支援、御協力、御助言をよろしくお願いいたします。
平成23年1月
平塚市病院事業管理者 ![]()